それ不具合かも?
iPhone修理のサインや修理前に試してほしい応急処置について

iPhone修理のサインや修理前に試してほしい応急処置について解説しています。知らないと「故障じゃないのに修理に出してしまった」などと損をしますので、ぜひご一読ください。

iPhoneを使っていると「熱くなってきた」ということがよくあります。そんな時、多くの人は「冷めるまで放置」とそのままにしてしまいますが、それは危険です。そこで今回はiPhone修理のサインと修理前の応急処置について解説していきます。

iPhone修理のサイン

iPhoneには「そろそろ修理したほうが良い」というサインが存在します。主なサインには
・iPhoneが熱を持ちやすくなってきている
・iPhoneの電源が勝手に落ちてしまう
・充電の減りが異様に早い
・アプリが勝手に落ちてしまう
・iPhoneの電波の調子が悪い
以上のようなものが挙げられます。しかし、これらが単なる不具合ということもあるため「修理前に試してほしい応急処置」というのがあります。以下では応急処置について解説していきます。

修理前に試してほしい応急処置

iPhoneに対し、上記に挙げたような不具合や故障を感じた際には
・不具合が起きている原因の特定をする
・不具合や故障が応急処置によって改善されるか確認する
以上2つの確認を行ってください。ここからは応急処置について詳しく解説していきます。

具体的な応急処置
上記に挙げた
・iPhoneが熱くなる
・充電の減りが速い
・電源やアプリが勝手に落ちる
などの不具合が起きた際には具体的な応急処置を試すことで、それが一時的なものなのか、それとも故障によるものなのか、が大まかに判断できます。

応急処置の主なものは
・起動中のアプリを終了してみる
・再起動をかける
・ iOSにアップデートがないか確認する
・ SIMを差し直す
・充電があるかの確認をする
以上の5つです。順に解説していきます。

起動中のアプリを終了してみる

・iPhoneの動きが遅い
・動作が止まってしまう
といった不具合を感じた場合、起動しているアプリを一旦終了してみてください。なぜなら、iPhoneの動きに異常が出る原因には「CPUの処理能力を超えてしまったこと」が考えられるからです。

iPhoneはご存知の通り、モデルが新しくなるほど性能が追加され、既存の機能や処理能力も向上しています。そのため、2つ3つ程度であればアプリを併用しても動作に問題がないことが多いです。

しかし、併用しているアプリがオンラインゲームなどの場合には話が変わってきます。なぜなら、いくら処理能力が向上したとしても限界があるからです。上記に挙げたオンラインゲームなどであれば、容量も大きく基本的に重いため、処理能力を圧迫します。以上のことから、一度アプリを落とすというのは有効な応急処置となります。

終了しても、なお重いということがあれば「CPUの寿命が近いこと」などが考えられますので、その際は修理へ駆け込みましょう。

再起動をかける

iPhoneだけでなく、スマートフォンの不具合を直す方法として、最も多くの人に知られているのが、この方法です。再起動が不具合を直すことにつながる理由は、iPhoneを使用していると日々たまっていく「キャッシュ」というものを削除できるからです。

キャッシュとは
・Webサイトの閲覧
・アプリの起動
などを行った際に「後で開きやすいよう保存されたデータファイル」のことです。そのため、ある程度のスパンで意図的に削除していかないと、たまっていってしまいます。また、上記の通り「データファイル」であるため、たまればスマホの処理能力を圧迫し、熱くなるなどの不具合をもたらします。

そのため、キャッシュの削除は定期的に行う必要がありますが「処理することを忘れそう」「キャッシュの削除方法が分からない」という方も多いと思います。そうした場合には、再起動を定期的に行うことをおすすめします。

iOSにアップデートがないか確認する

iOSにアップデートがないか確認するのは、このアップデートの際に不具合が生じやすいとされているからです。この不具合は
・アップデートする前のiPhoneの動き
・アップデートした後のiPhoneの動き
の両方に生じる可能性があります。

iOSのアップデート前後で不具合が発生するパターンは「頻繁に起こる」というわけではありませんが、何か不具合を感じた場合には確認するようにしてください。また、iOSのアップデートによっておこる不具合は、アプリに生じやすい傾向にあるため「キャッシュをクリアしても重い」などという場合にはアップデートの有無を確認しましょう。

ソフトウェアのアップデートの手順は
1,設定を開く
2,一般を開く
3,ソフトウェア・アップデートを確認
以上の3ステップです。最新版となっている場合には、画面に最新版であることが表示されますので安心してください。また、もちろん「新しいソフトウェア」があった際には、そのような表示がでますので、その場合にはアップデートを行いましょう。また、アップデートの容量は大きく時間もかかるため、Wi-Fiのある場所で時間のある時に行ってください。

SIMを差し直す

iPhoneの不具合には「SIMカードの差し直しで改善された」というケースがあります。この方法には、再起動の場合と同様の効果が望めるため、動作の改善に期待ができます。もし
・電源ボタンが反応しない
・ホームボタンが反応しない
ということがあれば、 SIMの差し直しを試しましょう。

SIMカードはiPhone本体の右側にある「穴の開いた部分」に入っています。その穴に「iPhoneが入っていた箱に付属している専用のピン」もしくは安全ピンやクリップなど「先端の尖ったもの」を差しこみ、押してください。そうすると、SIMトレーが現れ、SIMカードを抜き取れるようになります。その後、差し直しを行ってください。

充電があるかの確認をする
・電源が落ちてしまう
・電源が入らない
といった場合には、充電が切れていることも考えられます。こうした不具合が見られた際には「充電が充分にあるか」を一度確認してみてください。

確認した後
・充電はあるのに電源が落ちている
・充電ができない
・バッテリーの減りが速いことに気が付いた
といった場合には、故障の線が濃厚であるため、修理に行きましょう。また、iPhoneには設定からバッテリー状態を確認できる機能もあります。

確認手順は
1,設定を開く
2,バッテリーを開く
以上の2ステップです。もし「バッテリーがひどく劣化している」という状態であった場合には、バッテリー交換を推奨するメッセージが見られます。バッテリーの劣化が起きた際には「突然電源が落ちる」といった症状がよく見られるようになり、動作が不安定になるため、早めに修理をしましょう。

上記の応急処置を試しても直らない場合

上記の応急処置を「試しても直らない」「試せない」などという場合には
・機内モードのオン、オフ
・モバイルデータ通信のオン、オフ
・強制終了からの再起動
などを試してみてください。

上記の応急処置が使える不具合は
・通信が遅く、重い
・圏外表示が出てしまっている
・画面がフリーズしてしまっている
・電源が切れない
などに限られます。もし「どれを試しても改善されない」といった場合や「前述してきたもの以外のトラブルがある」といった場合には、修理店へ足を運んでください。

この記事で紹介した不具合や故障は、アップルストアなどの正規店へ行くと「修理費用が30,000円以上かかった」というケースも珍しくないため、安価でコスパの良い非正規修理店へ行くことをおすすめします。

まとめ

iPhone修理のサインや修理前に試してほしいことについては、お分かりいただけたでしょうか。もし修理となって店に迷った場合には、総務省登録修理事業者の「iFCVision江南駅前店」に足を運ぶことをおすすめします。